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2011年10月

横浜で検出の放射性物質、原発事故由来か分析

 文部科学省は25日、横浜市内で放射性物質のストロンチウムが市の調査で検出されたことを受け、採取された土壌の詳細な核種分析を近く実施すると発表した。

 市が依頼した民間分析機関の分析結果では、同市内の2か所で採取した土砂から、1キロ・グラム当たり59〜129ベクレルのストロンチウムが検出されている。しかし簡易測定のため、ストロンチウム89と90の合計値で、比率はわかっていない。半減期が約50日と短いストロンチウム89が見つかれば、東京電力福島第一原子力発電所事故で広がったものと推定できるという。

 このため、同省ではこの土砂や周辺で新たに採取した土砂に含まれる核種を詳しく調べることにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111025-00001000-yom-sci
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微小カプセルで膵臓がん治療、動物実験に成功

 抗がん剤を微小カプセルに封入してがん組織に届ける技術で、難治性がんとして知られる膵臓(すいぞう)がんの進行を抑える動物実験に、東京大学の片岡一則教授らのチームが成功した。 成果は23日付科学誌「ネイチャー・ナノテクノロジー」に掲載された。

 膵臓は他の臓器に比べ間質と呼ばれる細胞間の組織が多いため、抗がん剤の直接投与では、薬剤ががんに到達しにくい。

 片岡教授らは、カプセルが間質を通り抜けられるよう、カプセルの直径を最小となる30ナノ・メートル(10万分の3ミリ・メートル)にして、膵臓がんを起こしたマウスに投与。その結果、抗がん剤だけを投与した場合は、2週間でがんが約4倍になったが、カプセルに封入すると、がんがわずかに小さくなった。

 膵臓がんは自覚症状が出にくく発見が遅れることが多い。米アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏も膵臓がんで亡くなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111024-00000297-yom-sci
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スギ花粉のセシウム調査、林野庁が来月にも実施

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、林野庁は来月にも、福島県内のスギ花粉に放射性物質がどれだけ含まれているかを調査することを決めた。

 これまで放射線量が高い地域で生育した植物の花粉データは、国内外を通してほとんどない。線量が高ければ、環境省が年末に発表する花粉飛散の予測に盛り込まれる。

 福島県の警戒区域内に育つスギの雄花を採取し、放射性セシウムの線量を調べる。林野庁は「初の調査なので、どのぐらい含まれるかは正直、わからない。きっちり計測し、客観的な数字を示したい」としている。

 林野庁と福島県によると、同県内のスギ林は国有林と民有林を合わせて約18万4500ヘクタールで、同県の森林面積の約2割を占める。ただ、同庁によると、調査対象となるスギ林がどれぐらいの広さになるかは、まだ決まっていないという。

 東京都福祉保健局によると、スギ花粉は200キロ以上飛ぶことがある。花粉に詳しい東邦大学の佐橋紀男・訪問教授(植物分類学)も「風速や風向などにもよるが、数十キロから数百キロ飛ぶと言われている。ヘリコプター調査で上空5000メートルでも採取できた。福島の花粉が首都圏に届く可能性は十分ある」としている。

 ただ、人への影響については、専門家はあまり心配する必要はないと指摘する。放射線医学総合研究所放射線防護研究センターの吉田聡・運営企画ユニット長(放射生態学)は「汚染地域の花粉に放射性セシウムが含まれていても人が吸引する量はごくわずかなので、被曝(ひばく)線量の観点からは無視して構わない程度と考えられる」と話している。環境科学技術研究所の大桃洋一郎特別顧問も「花粉症の人は、普段と同じ対策をしていれば、それほど心配する必要はない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00001323-yom-sci
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河川や井戸水、放射性物質は低濃度…文科省

 文部科学省は、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質の河川や井戸への拡散状況をまとめ、20日開いた同省の検討会で報告した。

 河川の水、井戸水ともセシウムの濃度は、国の暫定規制値を大幅に下回り、井戸水のストロンチウムも事故前の濃度の範囲内だった。

 6月下旬〜7月上旬と8月上旬の2回にわたって、原発から約20〜80キロ圏内を中心に、河川の水、井戸水を計101地点で採取。放射性物質の濃度を調べた。

 セシウム137の濃度が最も高かったのは、福島県南相馬市の真野川で1キロ当たり2ベクレル。井戸では同県本宮市の同1・1ベクレルで、暫定規制値(同200ベクレル)に比べて極めて低かった。半減期が約29年のストロンチウム90の最高濃度は、同県いわき市の藤原川で同0・018ベクレル。プルトニウムは検出しなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00001062-yom-sci
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「ドイツ政府製トロイの木馬」、製造元及び販売先判明(ScanDispatch)

2011年10月9日に、ドイツの有名なコンピュータクラブであるカオス・コンピューター・クラブ(CCC)が、ドイツ政府により作成されたとするマルウエアを在野で発見したと発表し話題になっている。さっそく、ドイツとアメリカで活躍している専門家に取材した。

CCCは、1981年に創設された歴史の長い「ハッカー」クラブでメンバーの数も多く、カオス・コンピューター・コングレスというハッカーコンファレンスを毎年開催することでも有名だ。

今回発表されたマルウエアは、「連邦トロジャン(Bundestrojaner)」あるいはコードの中にあった「C3PO-r2d2-POE」というストリングから「R2D2」と呼ばれている。ドイツ政府によるマルウエアは数年前にも話題になっているが、CCCはバイナリ解析も行なっており、今回、その存在だけでなく機能も明らかになった。

CCCによると、このマルウエアは、Skypeでの会話の盗聴、キーロガー、ユーザーのオンライン行動のモニターが可能であり、また、リモートからプログラムをダウンロードしてインストールするトロイの木馬機能、マイクやカメラなどのハードウエアをオンにする機能を持っているそうだ。また、Sophos Security の Graham Cluley氏のブログによると、MSNメッセンジャー、Yahooメッセンジャーを盗聴、スクリーンショットのキャプチャなどもできるそうだ。どうやら立派なバックドアのようだ。

さて、このマルウエアにつき、論議されている点がいくつかある。

論点1:政府や司法・警察などによるこうしたマルウエアの使用は合法なのか?

2007年にドイツ政府は、マルウエアを犯罪捜査に利用すると発表している。ドイツでは犯罪捜査に盗聴を行うことは合法であるが、2008年、ドイツの連邦憲法裁判所(Bundesverfassungsgericht)は、電話でなくPCの盗聴について、「VoIPテレコミュニケーションを盗聴するのは合法であるが、その他については非合法」と、市民のコンピューターにマルウエアを使用することはVoIP盗聴以外は違憲と判断している。ということは、このマルウエアは非合法ということになる。

論点2:このマルウエア、本当にドイツ政府が制作してリリースしたのか?

ここは大きく意見が分かれている。CCCは、マルウエアがドイツ政府によって作成されたと明言している。しかし、ドイツの Hildesheim 市に本社を持つ DN-Systems Enterprise Internet Solutions 社の CTO である Lukas Grunwald 氏は「ドイツ政府が制作したのではない」と筆者のメールインタビューに答えた。Grunwald 氏は RFDump の製作者で、米国、ヨーロッパのセキュリティ事情に詳しい。彼は「このマルウエアの存在は3年前ほどに製作元の企業のリークによって存在を知って」おり「DigiTask社が販売元だ」と語ってくれた。

この話には、WikiLeaksの裏付けがある。WikiLeaks は2008年1月24日、DigiTask 社が ドイツのバイエルン州に対して、マルウエアの価格、ライセンス形態、機能や技術の仔細を提示した書類及び、バイエルン州司法局と検察局との間で、このプログラムのコストとライセンスをどのように分担するかを相談していたことを示す書類を発表している。

実際に10月11日、ドイツの海外向け放送局の DW-World.de は、DigiTask 社のスポークスパーソンから「(CCCが発表したマルウエアは)我社が2007年にバイエルン州当局に販売したものである」という確認をとっている。DW-World.de はまた、バイエルン州、バーデン=ヴュルテンベルク州、ブランデンブルグ州、シュレースヴィッヒ・ホルシュタイン州、ニーダーザクセン州などのドイツ州警察が、マルウエアを使用して犯罪捜査を行なっていることを認めていると報道している。

CCCは「(マルウエアの)通信データは全て、検知を免れるために米国にあるデータセンターのサーバーを経由している」とプレスリリースで発表しているが、F-Secure 社のチーフ・リサーチ・オフィサーである Mikko Hypponen 氏によると、83.236.140.90 と 207.158.22.134 の IPアドレスを含むサーバーとコンタクトするそうで、83.236.140.90 はドイツのヘッセン州、207.158.22.134 は米国(あるいは匿名IP)だ。

一方、ドイツ連邦政府の広報担当者、Steffen Seibert 氏は Twitter で「BKA (Bundeskriminalamt、連邦刑事局)は CCC が発表したトロイの木馬を使用していない。(そのため) 『連邦トロジャン』ではない」 また、「首相はCCCのレポートを真剣に受け止めており、連邦、地方政府はその使用について迅速に確認を取る。BKAは否定している」との声明を出している。

論点3:CCCはどのようにこのマルウエアを手に入れたのだろうか?

マルウエアは、Patrick Schladt 氏というドイツの弁護士の顧客のコンピューターで見つかっているそうだ。Schladt 氏は、その顧客が、ミュンヘン空港の税関でラップトップを押収され、その際にインストールされたとしている。

連邦内務省は、CCC が発表したマルウエアについて、BKA は関連していないと明言しているが、BKA 以外の連邦政府の部局は関連しているのだろうか? もしSchladt 氏のクライアントの主張、税関でインストールされたということが本当だとすると、税関が関連していることになる。

論点4:このマルウエア、技術的にはどの程度の出来か?

Grunwald 氏は、このマルウエアの出来具合と技術水準に関して、「(サイバークライムで有名な)Russian Business Network などと比べると出来はお粗末だ。自己消滅するなど、もっとプロフェッショナルなものが沢山ある」と言っているが、その通りのようだ。

CCCの分析でも、「コマンドサーバーとマルウエア間の通信の認証はいい加減なもので、第三者がこのマルウエアを乗っ取る事ができるだけでなく、ある程度のスキルがあれば逆にコマンド・サーバーに偽のデータをアップロードしたり、捜査当局のネットワークを逆攻撃するチャンネルに使用できる」と言っており、いろんな意味でトホホなプログラムであることは確かだ。
(米国 笠原利香)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000000-scan-secu
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新燃岳の火山活動、2月前後に活発化か…予知連

 今年1月下旬から2月上旬にかけて爆発的噴火を繰り返した鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の火山活動について、火山噴火予知連絡会は11日、「マグマの上昇が一定のペースで続いており、来年2月には噴火直前と同量のマグマがたまる。そのため、再び噴火が活発になる可能性がある」との見解を発表した。

 一方、入山規制の範囲を広げるような大噴火を起こす兆候については、「現時点では確認されていない」としている。

 新燃岳の地下のマグマの量は、国土地理院の全地球測位システム(GPS)で地殻変動を観測し、推定している。地下のマグマだまりを三角形で囲んだ観測点間の距離は、マグマが地下から上昇し、マグマだまりが膨らむと伸び、マグマが火口から外に出ると縮まる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111011-00001001-yom-sci
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Googleとサムスン、 ジョブズ逝去でAndroid 4.0 端末の発表を延期

サムスンとGoogle が、10月11日に予定していた新製品発表会の延期を明らかにしました。秋のCTIAにあわせて開催予定だったSamsung Unpacked は、サムスン製の最新 Pure Google 携帯 Nexus Prime または Galaxy Nexus とともに、次期 Android プラットフォーム Ice Cream Sandwich の詳細発表が期待されていたイベントです。

しかし今日、サムスンとGoogleが連名でメディアに送付した声明は:


サムスンとGoogleは、秋のCTIAでの新製品発表を延期することを決定しました。両社は、現在が新製品を発表するにはふさわしくない時であることで合意しています。新たな日時と会場は近日中に発表します。

新製品の発表に「just not the right time」と述べる一方、理由については何も触れていない発表文です。しかしサムスンの広報担当者が米 CNET に語ったコメントによると、アップルのスティーブ・ジョブズ の逝去を世界が悼んでいることに配慮した判断であるとのこと。

確かに、アップルの iOS と Android は熾烈な競争を続けている関係です。名指しでライバルを揶揄するようなスタイルを避けるにしても、単なる敵将を超えてあまりにも大きな存在だったジョブズが亡くなったばかりのタイミングは、賑々しく新フラッグシップをする気にはなれそうもありません。ただしGoogleは11月までのIce Cream Sandwich リリースを確約しており、パートナー企業やエコシステムに責任を持つ立場である以上、遠くない時期にまた改めての発表が期待できるはずです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00001422-engadget-sci
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セシウム、若葉には拡散なし…福島第一周辺

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で周辺の森林に降り注いだ放射性セシウムの多くが、事故当時に既にあった葉や樹皮に付着したまま残留し、事故後に新たに生えた葉や果実には汚染が拡散していないことを、日本原子力研究開発機構が突き止めた。

 降下時の気温が低く、水分が雪や氷になったことが、吸収を防いだとみられる。近く日本原子力学会誌に発表する。

 原子力機構の大貫敏彦・研究主席らは今年5月、福島県飯舘村でスギやカヤ、ウメ、樹木から落ちた雨水との接触が多いシダなどを採取し、セシウムの分布を調べた。植物に付着したセシウムの多くは雨で流れたり、葉の表面などから植物の内部に取り込まれたりすると考えられていたが、今回の分析では若い葉や枝、シダに、セシウムはほとんどなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000537-yom-sci
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関電報告書は調査不十分…保安院が再点検指示

 東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、各電力会社が実施した緊急安全対策の報告書の誤記載問題で、経済産業省原子力安全・保安院は4日、関西電力が提出した点検結果について、調査不十分として、再点検を指示した。

 保安院が定期検査中の原発の再稼働に必要な「ストレステスト(耐性検査)」結果の提出の前提としていた緊急安全対策の点検完了が延びたことで、他社より早くテスト結果提出を目指した関電の計画は遅れることになった。

 保安院が、報告書の記載事項の一部について、9月末に関電に聞き取り調査を行ったところ、引用した出典資料の記載漏れ、メーカー作成の資料との照合だけで済ませたところなど三つの報告書で不備が見つかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00001076-yom-sci
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放射性物質調査拡大へ…プルトニウム検出で

 東京電力福島第一原発事故で、原発敷地外の土壌から放射性物質のプルトニウムが検出された問題で、中川文部科学相は4日の閣議後の記者会見で、調査範囲を拡大し、より精密に行う考えを明らかにした。

 前回の調査は、今年6、7月に原発周辺100か所で行われ、福島県双葉町、浪江町と飯舘村の計6か所の土壌からプルトニウムが検出された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00000661-yom-sci
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故人にノーベル賞、昨年は地元紙が事前報道

 ノーベル生理学・医学賞では、昨年もスウェーデンの地元紙が発表当日朝に受賞者を大々的に報道するなど、2年連続で、賞を権威づけてきた厳格な審査や秘密保持に疑問符がつく結果となった。

 ノーベル賞の科学分野では、各賞の受賞者は最多3人という「枠」がある。競争は激しく、毎回のように僅差で涙をのむ人が出ている。

 それだけに、選考過程では、賞金の半額以上の膨大な費用と1年余りの時間をかけて、候補者の業績が綿密に調べ上げられる。厳正で公正な審査体制と、発表までの徹底した秘密保持こそが、100年以上にわたって世界最高の権威を支え続けてきた。

 今回は、発表前に亡くなった科学者に賞が贈られることになったが、「もし死亡が分かっていたら、別の研究者が受賞していたのでは」という思いも残る。今回の授賞対象の免疫分野では、国際賞の受賞歴や論文引用回数の多さから見ても、大阪大学の審良静男教授(58)が3人目として選出されていてもおかしくない状況だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00000387-yom-sci
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